事前設定
※今回試したFortigateのOS「v6.2.10 build1263」には設定項目がなかったですが
他のOSによっては、メニュー→システム→設定のインスペクションモード「プロキシベース」に変更しないと、プロキシ設定が行えない事もあるとの事。
FortiGateでは、プロキシの設定項目(Explicitプロキシ)がデフォルトでOFFになってますので、ONにします。
次に、インターフェース側でもプロキシをONにします。
下図のインターフェースは、LAN側のインターフェースです。
プロキシ設定
メニュー→Explicitプロキシで、ExplicitWebプロキシの機能をON。
リッスンインターフェース(プロキシ要求を受付するポート)を選択し、受付ポート番号を指定。
とりあえず繋げるだけなのでデフォルト8080にします。
プロキシポリシー設定
メニュー→プロキシポリシーで、新規作成をクリック。
LAN→WANへの全ての通信にプロキシを適用します。
PCにプロキシ設定
プロキシをリッスンポートIPとポート番号を入力し、「保存」ボタンクリック。
動作確認
プロキシOFFの状態だと、外部サービスへの接続は宛先IPをグローバルIPにして通信しますので、プライベートIP↔グローバルIPが表示されてます。
プロキシをONにすると、外部への接続はプロキシサーバー(今回はFortigate)宛てに通信するので、グローバルIPは表示されず代わりにFortigateのIPが表示されてます。