2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【ネットワーク】DHCPリレーを設定した場合の通信について

DHCPサーバーが複数のNWにアドレス配布している場合 どのように複数NWにアドレス配布しているのか気になりました。 結論として、リレーパケットの中身にゲートウェイアドレス(giaddr)というフィールドのアドレスを確認して、配布するプールを決めてるみたい…

【ネットワーク】STP 概要③

【STPの拡張規格】 STPには、負荷分散と高速コンバージェンスの目的で、2種類の規格があります。 ・負荷分散 ①CST(Common Spanning Tree) →複数のVLANを1つのSTPインスタンスで構築する。 2経路あっても片側はブロッキング状態になるため、負荷分散ができ…

【ネットワーク】 STP概要①

【ざっくり概要】 STP(Spanning tree Protocol)は、冗長構成時にループ発生を防止するための機能。 どこかのポートをブロッキング(送受信不可)にしてループ発生を防止する。 SwitchでSTPを有効にすると、BPDU(Bridge Protocol Data Unit)を送受信する。 【L2…

【ネットワーク】OSPF②

ネイバーを確立するときの条件 ・OSPFネットワーク全体で、RIDがユニーク ・MTU値の一致(OSPFはフラグメンテーションをサポートしていないため) ・エリアIDの一致 ・Hello Dead インターバルの一致 ・認証タイプと認証情報(ID passwordなど) ・エリアタイプ…

【Python】Ciscoルータ2台のログを自動で収集

2台のルータにアクセスして、showコマンドを実行。 出力結果は、ルータ毎にテキストファイルを作成して、保存。 #import getpassimport telnetlibIPlist = ["192.168.0.100","192.168.0.101"] #ルーターのIPアドレスリストpassword= "123" #Telnet用のパス…

【ネットワーク】NTP 概要②

【NTPポーリング】 そもそもポーリング(polling)とは、定期的にサーバーなどに問い合わせる事です。 NTPクライアント→NTPサーバーに問い合わせ間隔は、通信の状態によって動的に変わります。 通信状態が良好な場合、最大1024秒間隔まで、徐々に間隔が広がり…

【ネットワーク】NTP 概要①

【NTP概要】 NTP(Network Time Protocol)とは、ネットワーク上の機器で時刻同期を行うプロトコル。 NTPには「ストラタム」という概念がある。 正確な時刻情報を保持してる原子時計からクライアントまでの階層構造を表す概念。 ストラタムは数字を表し、「0…

【ネットワーク】OSPF ①

特徴 ・マルチベンダ対応(EIGRPのようにCisco独自ではない) ・メトリックはコスト ・エリア概念 ・LSAとLSDBを用いて、経路情報を学習 ・プロトコル番号89 ・OSPFルーター間は、マルチキャストで通信 マルチキャストアドレス ・224.0.0.5 MAC: 01:00:5E:00:0…

【ネットワーク】PAT Config Cisco

下記構成でPAT設定します。 【プールを使用したPAT】 内部ローカルアドレス:10.1.1.0/24 ↔ 内部グローバルアドレス:1.1.1.1に変換 【NatRouterConfig】 DynamicNATのConfigに、「overload」つけるだけです。 NatRouter(config)#interface gigabitEthernet 0/…