【STPの拡張規格】
STPには、負荷分散と高速コンバージェンスの目的で、2種類の規格があります。
・負荷分散
①CST(Common Spanning Tree)
→複数のVLANを1つのSTPインスタンスで構築する。
2経路あっても片側はブロッキング状態になるため、負荷分散ができない。
②PVST+(Per Vlan Spanning Tree Plus)
VLAN毎にSTPインスタンスを生成できるため、負荷分散が可能です。
Ciscoでは、このモードでデフォルトで有効になってます。
③PVRST+(Per Vlan Rapid Spanning Tree Plus)
VLAN毎にRSTPインスタンスを生成できるため、負荷分散が可能です。
負荷分散は、各VLANのSTP毎に代表スイッチを別々にして、ブロッキングも別々にするので、VLAN毎に利用する経路が変わり、結果として負荷分散できます。