概要
DUALというアルゴリズムを使って、経路を計算する。
高速なコンバージェンスにが可能
メイン・バックアップ経路両方を予め計算しておくので、障害時の経路切り替わりも早い。
ネイバー関係を構築時に、トポロジーテーブルをネイバー同士で交換する。
トポロジー変更時のみ、アップデートパケットをネイバーに送信する。(トリガーアップデート)
EIGRPパケットは、ユニキャストまたはマルチキャストで送信される。
プロトコル番号は88
マルチキャストアドレスは、224.0.0.10
用語
サクセサールート(Successor Route)
メインルート
宛先までの経路で一番メトリックが小さいルート=FD値が一番小さい経路
サクセサ(Successor)
フィージーブルサクセサ(Feasible successor)
バックアップルート
フィージーブルディスタンス(Feasible Distance)
宛先までの経路で一番メトリックが小さい。
レポートディスタンス(Reported Distance)
広報ルーターのFD値
バックアップルートの条件
受信したRD値(AD値)がFD値よりも低い事。
RD(AD)<FDの状態
EIGRPのパケット
Hello
ネイバーの検知や状態に関する情報を交換するパケット。
デフォルトは5秒間隔。帯域が低いインターフェースは60秒
Request
ネイバーから特定の情報を要求する
Update
ネイバーに、ルーティングや到達性の情報を送信する
Query
コンバージェンス(収束)中に、他のルートを探すために送る。(バックアップ経路探索)
Reply
Queryパケットの応答に使う。